おもちゃの歴史についてお話します。
おもちゃといえば昔はメンコ、ベーゴマ、おはじきなどが主流でした。大体の遊び方は決まっていましたが、自分たちで独自にルールを作って楽しんだものです。勿論、どれも一人でできる遊びではありません。おもちゃという媒体を通して、友達同士仲が良くなったものです。
それから一時期ボードゲームが流行った時代がありました。勿論、今でもありますが、それほど流行っているわけではありません。代表的なのが人生ゲームでしょうか。普通のすごろくなどもそこに入ります。雑誌の付録などによく付いていました。
それから機能的なおもちゃが登場しました。野球盤、サッカーゲーム等ボードゲームに遊び心が入ったものが登場しました。それから電池や電気を使ったさらに機能的なおもちゃになってきました。
ここらへんまではまだ一人では遊べないおもちゃで友達や家族同士で楽しめるものでしたが、歴史が変わったのがゲーム機の出現です。ゲームボーイなど小型で簡単に楽しめるものから、だんだんと機能や内容も変わりテレビ画面で遊べるゲームまで登場しました。このゲーム機の出現がおもちゃ世界の歴史を大きく変えてしまいました。
勿論遊んでいて楽しいことには間違いありません。しかし、昔と違って一人でもいくらでも遊べてしまうのです。また外へ遊びに行かなくても室内でいくらでも遊べてしまうのです。
おもちゃの歴史の変遷とともに遊び方のライフスタイルが変わってきているというわけです。